「トランプ米大統領による対中追加関税と輸出規制発表が引き金となり、暗号資産市場で過去最大規模のロスカットが発生した」というニュース情報を見かけました。
トランプ発表で市場が一変
10月10日、トランプ大統領が中国に対して100%の追加関税とソフトウェア輸出規制を発表し、これをきっかけに世界の市場は一気にリスクオフへ傾きました。私はその時リアルタイムでチャートを見ていましたが、ビットコインはわずか数分で急落を始め、SNSが阿鼻叫喚の状態になったのを覚えています。
暗号資産データ企業コイングラスによれば、24時間で約190億ドル(約2兆9,000億円)の建玉が強制清算され、160万人超のトレーダーがロスカットを経験したとのことです。特にそのうち70億ドル分がわずか1時間で消えたというデータは衝撃的でした。
史上最大規模の清算とその影響
ユーザー視点での実感
以前からビットコインは「地政学リスク時の避難先」と言われてきました。しかし今回のように米中対立が再燃した場面では、むしろ安全資産ではなくリスク資産として売られる存在であることも改めて示されたように思えます。
他の資産と比較すると:
今後に向けて
今回のロスカット騒動は、単なる短期的な暴落ではなく、市場構造の脆弱性や過剰レバレッジのリスクを浮き彫りにした。私はこの局面を「教訓のチャンス」と捉え、
・レバレッジを抑える
・分散投資を強化する
・マクロ環境を意識した中長期戦略を磨く
という3点を引き続き、実践していくつもりです。米中関係の悪化が長期化する可能性を考えると、今後もこうした“地政学ショック”が繰り返される可能性が考えられます。その度に市場は大きく揺れるが、冷静な判断を保てるかどうかが、重要になってくると思います。
仮想通貨に限らず、レバレッジを効かせた投資に関しては最小ロットから資金管理しつつ、トレードをしています。今回の急落はあったものの、エントリーポイントがより低いレートだったので生き残りました。
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