【解決策】iPhoneでリモートデスクトップ接続時にキーボードレイアウトが勝手に英語になる現象の対処法
iPhoneからWindowsにリモートデスクトップ接続した際、「キーボードレイアウトが日本語から英語配列に勝手に切り替わる」というトラブルに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、この現象の再発と、その解決策について実例とともにご紹介します。
症状:iPhoneからリモートデスクトップ接続するとキーボードが英語配列に
以前、iPhoneのリモートデスクトップアプリ(Microsoft Remote Desktopなど)からWindows環境へ接続すると、「入力中にキーボードレイアウトが日本語(JIS)から英語(US)配列に勝手に変わる」問題が発生していました。
アップデートにより解消されたと思われましたが、2025年11月現在、再度同じ現象が発生することを確認しました。
解決策:レジストリの書き換えで根本対処
念のため再度調査を進めたところ、Windowsのレジストリ設定を変更することで、リモートデスクトップ接続時のキーボードレイアウト切替問題を解決できるとの情報を発見しました。
レジストリ設定の変更手順(自己責任でお願いします)
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Windowsの「ファイル名を指定して実行」から「regedit」と入力し、レジストリエディタを起動
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以下のパスに移動します
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout -
Layout Fileの項目をダブルクリック
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値のデータ欄に「kbd106.dll」と入力して保存
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Windowsを再起動
(作業前には必ずレジストリのバックアップをとってください)
再度検証:キーボードレイアウトが保持されることを確認
レジストリ書き換え後、iPhoneのリモートデスクトップ接続を再度試したところ、これまでのようにキーボードレイアウトが勝手に変わる現象は確認できませんでした。
まとめ
上記の手順により、iPhoneでリモートデスクトップ接続時に日本語キーボードが正しく認識されるようになりました。今後しばらく様子を見ていきます。
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