投資系のニュースでは「トランプ関税ショック」という言葉をよく目にしますが、主要株価指数が軒並み大暴落も発生したのでビットコインの価格がどうなったか気になったので確認しました。
というのもビットコインの価格は株式市場と連動して動くことが多かったからというものがあります。ただ、今回は少し違いました。
最初はビットコインも株式市場と同様に下落したものの、その後数日で急回復。株式市場との相関係数は0.50を下回り、明らかに違う動きを見せました。
★確認に使ったツール
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特に興味深かったのは、4月9日にトランプ大統領が「関税の一時停止」を発表した後の動き。このニュースで市場のムードが「リスクオン」に戻ると、ビットコインも再び株式市場との相関を強めました。
これは、投資家がビットコインを状況に応じて「リスク資産」と「安全資産」の両面で捉え始めている証拠かもしれません。
ビットコインが「デジタルゴールド」として機能し始めていると思われる動きを見せているので、長期投資対象としての期待値は高いと思ったので、当面相場を追いかけようと思います。