MTでの過去データ取り込み方
目次
MT用過去データ（ヒストリカルデータ）ダウンロード
まず検証したい過去データ（ヒストリカルデータ）をダウンロードします。
→ヒストリカルデータダウンロード先
ここで注意点ですが、上記過去データはMT4とされているため、リアルトレードにMT5を使うのは問題ありませんが、検証の場合はMT4を使うように留意です。
で、続きですが、上記リンク先へアクセスすると各通貨ペアの一覧があるので検証したい通貨ペアのリンクをクリックして過去データをダウンロードします。
今回はドル円（USD/JPY)を選択し、ダウンロードしてみます。過去データが準備できたら次はMT本体のダウンロードとインストールです。ただ、ここは過去データダウンロードと前後しても問題ありません。
MT4のダウンロードとインストール
FX証券会社のホームページからMT4をダウンロードします。下記、XMの場合です。
１．検証用とリアルトレード用は分けたほうが管理しやすいので今回は検証用なのでデモ口座を解説します。トップページからデモ口座開設をクリックします。
２．次に個人情報を入力し、取引口座詳細、口座パスワードを指定してデモ口座開設をクリックします。開設完了するとメールが来るので、本文内のメールアドレス確認をクリックします。
デモ口座開設完了の文言のページに遷移します。合わせて、デモ口座番号、接続先サーバー情報も記載されています。MT4で接続するときに必要なので控えます。
３．公式サイトにアクセスし、ログインします。次にプラットフォームからMT4をダウンロードします。
４．ダウンロードしたファイルを実行します。セキュリティのウインドウが出てきたら「はい」をクリック。インストール完了後にMT4が自動起動し、接続先サーバを聞かれますがこれはキャンセルします。すると取引口座のログイン情報が表示されるので、ログインIDにデモ口座番号、パスワードは設定したもの、サーバーはでも口座開設後に記載されていたサーバ情報を記載します。
MT4へ過去データ（ヒストリカルデータ）をインポート
１．デフォルトで入っている、ヒストリカルデータを削除します。まずMT4上に表示されているチャートを削除します。
２．ファイルメニューのデータフォルダを開くをクリック。次に表示されたフォルダからHSTファイルを削除します。XMの場合、XMTrading-Demoフォルダにあります。
３．MT4で使うバーの数を増やすため、ツールメニューからオプション内のチャートタブを開きます。次にヒストリー内の最大バー数、チャートの最大バー数をともに9999999999を入力します。
★確認ポイント：再度、チャートタブを開き、バー数が最大値である2147483647になっていることを確認
４．ツールからヒストリーセンターを開きます。
インポート先の通貨ペアの1分足(M1)を開き、インポートをクリックします。下記画像はXMのデモ口座の場合です。
うまく反映されるとレコード数が途方もない数字になっています。2048とかの場合うまく反映されていません。その場合、1分足(M1)をダブルクリックして、インポートし直すとうまく行くことが多いです。
うまくインポート完了したらMT4へ反映させるため、MT4を再起動します。
５．ここまででUSDJPYにおける1分足のみのデータ反映まで完了しました。が、検証やトレードではほかの時間足も使うので、次に日足までのデータも作成します。まずはファイルメニューからオフラインチャートを開きます。
次に、インポートした時間足をダブルクリックします。次の手順でやりやすくするため、オフラインチャートのところにあったUSDJPY.M5も同じ要領で開いておきます。
次に左下にあるナビゲーター＞スクリプト配下にあるPeriodConverterまで階層を展開します。そしてPeriodConverterをチャート（インポートした時間足）にドラッグします。表示されるウインドウの全般タブを開き、設定が下記画像と同様になっているかを確認します。
パラメータの入力タブを「5」に変更し、OKをクリックします。これで5分足が作成されます。同じ要領で「15」「30」「60」「240」「1440」を設定します。最終的に下記画像のようになれば作成完了です。
ちなみに同じ要領でほかの時間足を作っていく中で、下記ポップアップが出ますが、データ処理中出ないことを確認出来てから「はい」をクリックします。
これでMT4へ過去データインポート完了になります。あとは時間足ごとに検証をしていく流れになります。
お役立ちリンク集
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